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2026.09.07

警備業の採用で防ぐ「勤務条件の行き違い」

夜勤と勤務地を一次面接で確認する

警備職の採用では、勤務地、夜勤、交替勤務などの条件確認が配属可否を左右します。

セコムの2024年度単体採用者数は880人、ALSOKの2024年3月期単体採用者数は666人でした。

内訳を見ると、セコムのキャリア採用は573人、ALSOKの新卒採用は498人、中途採用は168人という採用実績です。

本記事では、勤務条件の行き違いが起きる理由と、AI面接で確認をそろえつつ担当者が最終確認する運用を整理します。

880人

セコムの単体採用者数

出典:セコム 公開情報

573人

セコムのキャリア採用者数

出典:セコム 公開情報

258営業所

ALSOKの全国営業所数

出典:ALSOK 公開情報

広いフロアで作業する制服の清掃スタッフ

勤務条件の行き違いが起きる3つの理由

夜勤や勤務地を尋ねても、質問と記録の形式がそろっていなければ認識差が残ります。応募者の希望、求人側の必須条件、配属先の運用を分けて確認しない面接では、選考後の再調整が起きます。

理由1

「夜勤できます」の範囲が曖昧

夜勤への可否だけを尋ねると、開始時刻、終了時刻、対応できる曜日が残りません。ここが盲点です。応募者が「夜勤はできます」と答えても、配属先が想定する交替勤務と合わず、内定後に再調整が起きます。「何曜日の何時から何時まで勤務できますか」と分けて聞くべきです。

理由2

希望勤務地と通勤条件を混同する

希望エリアだけでは、実際に通える警備先を判断できません。距離だけでは足りません。「自宅から公共交通機関で通える範囲を教えてください」と聞き、始業時刻と終業時刻も照合します。早朝や深夜に交通手段がないのに、希望地域だけで配属候補へ進めると条件不一致が起きます。

理由3

募集職種ごとの条件が引き継がれない

同じ警備職でも、常駐警備、航空保安検査、機械警備、地下鉄駅務では勤務地や勤務時間の確認項目が変わります。職種名だけでは足りません。たとえば「深夜勤務は難しい」という回答が別職種の担当者へ渡らず、同じ候補者へ条件の合わない仕事を案内する場面が生じます。

いま起きていることと、打ち手の対応

いま起きていること打ち手
「夜勤できます」の範囲が曖昧曜日と時間帯を分けて質問する
希望勤務地と通勤条件を混同する必須条件と希望条件を分けて記録する
募集職種ごとの条件が引き継がれないAIの確認後に担当者が確定する

条件確認を選考に組み込む3つの施策

AI面接には質問をそろえる役割を持たせ、例外判断と採否は担当者が引き受けます。回答を自由記述だけで残さず、勤務できる時間帯、難しい条件、確認が必要な項目に分けて引き継ぎます。

施策1

曜日と時間帯を分けて質問する

AI面接の質問を、勤務できる曜日、開始時刻、終了時刻、夜勤、交替勤務に分けます。曖昧語を残しません。「平日は働けます」という回答には「勤務できない曜日はありますか」と追加質問し、回答欄も項目別に保存します。担当者は求人側の必須条件と並べ、食い違う項目だけを本人へ再確認します。

施策2

必須条件と希望条件を分けて記録する

応募者の回答を、勤務できない条件、希望する条件、相談したい条件に分けます。区別が要点です。「土曜は相談したい」を勤務可能や勤務不可へ勝手に変換せず、確認待ちとして担当者へ渡します。求人側も夜勤の必須回数などを自由記述に埋めず、照合できる項目として登録すべきです。

施策3

AIの確認後に担当者が確定する

AI面接は質問と記録をそろえますが、配属可否を確定する役割までは持たせません。人が決めます。「夜勤は家庭の予定次第」という回答には、担当者が勤務日の決まり方を説明し、本人の意思を聞き直します。未回答、矛盾、相談希望を一覧化し、採否を決める前に人が解消する運用です。

面接を待つための椅子が2脚だけ置かれた一角

AI面接で何がわかるのか

AIは回答内容を同じ形式で整理できますが、配属可否や仕事への適性を単独では決められません。勤務条件と受け答えを記録し、矛盾や未回答を担当者へ戻す評価項目を設けます。

ZeroInterviewのAI面接は、対面面接を「置き換える」ものではありません。一次スクリーニングとして、対面面接の「前段階」を担うものです。

評価項目

AI面接では、以下の4つの観点で候補者を評価します。

勤務可能な曜日と時間帯

曜日と時間帯を分ければ、「平日は可能」という回答の不足が見えます。確認は具体的に。「月曜から金曜のうち勤務できない曜日はありますか」「開始と終了の希望時刻は何時ですか」と聞きます。AIは回答を整理できますが、変更可能かどうかを推測せず、未確定として担当者へ返します。

夜勤・交替勤務への対応範囲

夜勤の可否だけでなく、連続勤務、交替勤務、早朝終了への対応を求人条件に沿って確認します。言葉をそろえます。「夜勤できます」という回答だけで対応範囲を確定すると、応募者と配属先が別の勤務形態を想定する失敗が起きます。AIは矛盾を示し、最終的な勤務可否は担当者と本人が確認します。

勤務地と通勤手段

希望勤務地は地名だけで評価しません。通勤手段も聞きます。「終電後に勤務が終わる場合、利用できる交通手段はありますか」と質問し、求人の始業・終業時刻と照合します。AIは回答内容を並べられますが、実際の経路や配属先への通勤可否は担当者が確認すべきです。

説明の順序と確認行動

警備先での案内や報告を想定し、状況を順序立てて説明できるかを見ます。確認も対象です。「来訪者から入館方法を尋ねられ、情報が足りない場合はどうしますか」と問い、結論、確認先、次の行動を記録します。AIは回答文を比較できますが、現場での態度や動作まで断定できません。

評価レポートの内容

AI面接が完了すると、ダッシュボードに各評価項目の100点満点のスコア、候補者の強みと改善点のサマリー、AIによる総合コメント、面接の録画動画と文字起こしがまとめられます。

採用担当者はこのレポートを見て、自社の基準に合う候補者かどうかを数分で判断できます。気になる候補者は録画動画で実際の話し方や人柄を確認してから、最終面接に進めるかどうかを決められます。書類選考だけでは見えない「人となり」が、対面で会う前にわかる。これがAI面接の最大の価値です。

勤務条件を確認する4つの活用シーン

応募受付から配属前まで同じ確認項目を使うと、聞き直しと解釈のずれを減らせます。AI面接の回答を確定情報として扱わず、担当者が求人条件と照合します。

応募直後の条件確認

応募受付後にAI面接を案内し、希望勤務地、勤務可能な曜日、時間帯、夜勤、交替勤務を同じ順序で聞きます。早めに確認します。「勤務地は都内を希望」とだけ答えた場合は、通勤手段と対応できる始業時刻を追加で尋ねます。回答を採否に直結させず、求人条件との不一致候補を担当者へ返します。

在職中の候補者との日程調整

在職中の候補者には、面接できる時間と入社後に勤務できる時間を別々に聞きます。混同は禁物です。「面接は夜なら可能」という回答を、夜勤可能という勤務条件へ転記してはいけません。AI面接で両者の回答欄を分け、担当者は面接日程と配属条件をそれぞれ確認します。

別の警備職を案内する場面

応募した職種と条件が合わない場合、AIが別職種への配属を自動決定してはいけません。本人が選びます。常駐警備から機械警備を案内するなら、仕事内容、勤務地、勤務時間を担当者が説明し、「この条件で選考を希望しますか」と意思を確認してから次の選考へ進めます。

配属先へ回答を引き継ぐ場面

採用担当者から配属先へ、回答原文と確認済み項目を分けて渡します。解釈を足しません。「土曜は応相談」を勤務可能へ変換すると、配属前に候補者から訂正が入り、勤務表を組み直す場面が起きます。AI面接の記録には確認日と未確定項目を残し、配属先が本人へ再確認できる形にします。

よくある疑問

Q. AI面接だけで勤務条件への適合を判断できますか?

勤務条件の回答整理はできますが、適合の最終判断はできません。曜日、時間帯、夜勤、勤務地を同じ形式で記録し、曖昧な回答や矛盾を担当者へ示せます。一方、相談条件の許容や配属先の変更判断は、担当者が本人へ説明して確定します。

Q. 夜勤に対応できるか、どう聞けばよいですか?

曜日、開始時刻、終了時刻、交替勤務を分けて聞きます。「夜勤はできますか」だけでは対応範囲が残りません。AIは項目別に回答を記録できますが、家庭事情や交通手段から勤務可否を推測せず、相談が必要な回答は担当者へ引き継ぎます。

Q. 未経験者の適性をAI面接で見極められますか?

回答の構成や確認行動は評価できますが、現場での動作や勤務後の成果は見極められません。「情報が足りないとき、誰に何を確認しますか」と問い、説明の順序を記録します。実技、対面時の応対、配属先との相性は別の選考で担当者が確認します。

Q. 候補者の負担を増やさずに確認項目を増やせますか?

重複質問をなくせば、確認項目を分けても聞き直しを抑えられます。AI面接で得た曜日や時間帯を採用担当者と配属先が共有し、確認済みの質問を繰り返しません。ただし、回答の変更や未確定項目は省略せず、担当者が理由を説明して再確認します。

導入は最短即日

ZeroInterviewの導入に、大がかりなシステム構築は不要です。

STEP 1

無料アカウントを作成する

約1分で登録が完了します。

STEP 2

求人情報を登録する

約5分。募集職種や評価したい項目を設定します。

STEP 3

AI面接リンクを応募者に送る

発行されたリンクを送るだけ。最短即日で運用を開始できます。

AI面接は、夜勤、交替勤務、勤務地などの質問をそろえ、未回答や矛盾を見つける補助には使えます。ただし、配属可否や候補者の適性を単独で決める道具ではありません。まず一部の求人で試し、回答の抜け、担当者の再確認、配属後の条件差を点検します。結果を見て質問と引き継ぎ方法を直す運用から始めるべきです。

無料ダウンロード資料|PDF・35ページ

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